歯を失う原因の多くは歯周病です
歯を失う原因の多くは歯周病です
![](https://tach-dent.com/tachdent/wp-content/uploads/2022/03/img258.jpg)
歯周病は細菌の感染によって歯肉や歯槽骨などの歯を支えている歯周組織に炎症を引き起こします。
歯肉の腫れや出血、口臭などの症状がありますが、自覚症状を感じにくく重度の歯周病になってから受診する方も少なくありません。成人の歯を失う一番の原因は歯周病であり、日本人成人の80%は歯周病であると言われるほど身近な疾患です。また、近年では心疾患や糖尿病といった全身疾患、喫煙、早産低体重児出産などとの関連も分かっており、どの年代の方においても他人事ではありません。
「メタボリック・ドミノ」
病気は一度に起きるものではく、日常生活の積み重ねから生活習慣病を引き起こし、いわばドミノ倒しのように病気は発症していきます。これをメタボリック・ドミノと表現します。歯周病や虫歯は、このドミノの最上流に位置しています。歯周病や虫歯の管理などお口の健康は、全身の健康の源です。